ブラジル連邦共和国
サボイア駐日ブラジル大使による辻外務大臣政務官表敬
平成31年1月31日


1月31日午前11時30分頃から約20分間,辻清人外務大臣政務官は,エドゥアルド・パエス・サボイア駐日ブラジル大使(H.E.Mr. Eduardo Paes Saboia, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Federative Republic of Brazil to Japan) による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,辻政務官から,サボイア大使の駐日ブラジル大使着任を歓迎する旨述べ,また,ブラジルで起こった鉱滓ダム決壊事故について,被害に遭われた方へのお見舞いと亡くなられた方々へのお悔やみを伝え,被災地の早期復旧を願う旨述べました。さらに,ダボス会議の機会を捉えて日ブラジル首脳会談が実施され,また,辻政務官が電子商取引に関する世界貿易機関(WTO)の有志国による閣僚級朝食会及びWTO非公式閣僚会合に出席した際にブラジルのアラウージョ外務大臣と懇談する機会があった旨に言及した上で,日ブラジル両国の二国間関係が促進されていることを歓迎するとともに,大阪G20サミットの機会にボルソナーロ大統領が訪日されることを期待する旨述べました。
- これに対し,サボイア大使から,両国は「戦略的グローバル・パートナー」であり,人的な絆に基づく長年にわたる関係が存在しており,大阪G20サミットやチリAPEC首脳会議等の機会を捉えた首脳間交流の促進のほか,政治,経済,防衛,治安といった分野において二国間関係を強化していきたい旨述べました。
- その他,双方は,両国の二国間関係における日系社会の重要性や経済関係等についても意見交換し,和やかな雰囲気の下,今次表敬訪問を終えました。