エルサルバドル共和国
岡本外務大臣政務官のエルサルバドル訪問(結果)
平成30年4月20日
岡本三成外務大臣政務官は,4月17日から19日(現地時間)までエルサルバドルを訪問し,エルサルバドル政府関係者との意見交換等を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 エルサルバドル政府要人等との会談
(1)オルティス副大統領兼官房長官との会談
エルサルバドル訪問中の岡本三成外務大臣政務官は,4月18日(水曜日)15時(現地時間)から約1時間,オルティス副大統領兼官房長官(H. E. Mr. Óscar Samuel ORTIZ ASCENCIO,Vice President and Chief Cabinet Secretary)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
ア 岡本政務官は,北朝鮮情勢に関する日本の立場について説明を行った他,防災分野や教育,保健分野等における我が国の支援を有意義に生かして欲しい旨述べました。また,二国間及び国際場裡に係る両国共通のテーマについて意見交換を行いました。
イ オルティス副大統領兼官房長官からは,北朝鮮情勢に係る問題解決に向けた日本の役割に期待する旨発言があったとともに,これまでの日本の支援,特に防災分野における日本の協力に多大なる感謝の意が示されました。
ア 岡本政務官は,北朝鮮情勢に関する日本の立場について説明を行った他,防災分野や教育,保健分野等における我が国の支援を有意義に生かして欲しい旨述べました。また,二国間及び国際場裡に係る両国共通のテーマについて意見交換を行いました。
イ オルティス副大統領兼官房長官からは,北朝鮮情勢に係る問題解決に向けた日本の役割に期待する旨発言があったとともに,これまでの日本の支援,特に防災分野における日本の協力に多大なる感謝の意が示されました。
(2)カスタネダ外務次官との会談
エルサルバドルを訪問中の岡本三成外務大臣政務官は,4月18日(水曜日)14時(現地時間)から約45分間,カスタネダ統合・経済促進担当外務次官(H. E. Mr. Carlos Alfredo CASTANEDA MAGAÑA, Vice Minister for Foreign Affairs, Integration and Economic Promotion)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
ア 岡本政務官は,80年以上の関係を有する日・エルサルバドル関係,ならびに,エルサルバドルが議長国を務めるラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)と日本の関係において,引き続き協力していきたい旨発言しました。また,北朝鮮情勢に関する日本の立場について重ねて説明した上,安保理決議の完全な履行を確保し,「抜け穴」を作らないことの重要性を強調したほか,経済協力を含む二国間,国際場裡における様々なテーマについて意見交換を行いました。
イ カスタネダ外務次官からは,多くのエルサルバドル国民に裨益してきた日本のこれまでの支援に対する謝意が述べられるとともに,国際場裡での協力や日本企業による投資を通じて,二国間関係を更に強化していきたい旨発言がありました。
ア 岡本政務官は,80年以上の関係を有する日・エルサルバドル関係,ならびに,エルサルバドルが議長国を務めるラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)と日本の関係において,引き続き協力していきたい旨発言しました。また,北朝鮮情勢に関する日本の立場について重ねて説明した上,安保理決議の完全な履行を確保し,「抜け穴」を作らないことの重要性を強調したほか,経済協力を含む二国間,国際場裡における様々なテーマについて意見交換を行いました。
イ カスタネダ外務次官からは,多くのエルサルバドル国民に裨益してきた日本のこれまでの支援に対する謝意が述べられるとともに,国際場裡での協力や日本企業による投資を通じて,二国間関係を更に強化していきたい旨発言がありました。
(3)セレソ中米統合機構(SICA)事務局長との会談
エルサルバドルを訪問中の岡本外務大臣政務官は,4月19日(木曜日)9時(現地時間)から約20分間,セレソ中米統合機構(SICA)事務局長(H. E. Mr. Marco Vinicio CEREZO ARÉVALO, Secretary General of SICA)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
ア 岡本政務官は,中米の地域統合は,地域の安定及び社会経済発展に資するとの観点から,我が国も後押しすべく,これまでも中米地域に裨益する協力を実施してきている等述べたほか,日本とSICAの関係に係る幅広いトピックについて意見交換を行いました。
イ セレソSICA事務局長からは,SICAへの専門家派遣等のこれまでの日本の協力に謝意が述べられたとともに,地政学的利点を活かし,中米統合をより促進していく旨発言がありました。
ウ なお,岡本政務官はセレソSICA事務局長との会談後に実施された,中米物流ロジスティック地域政策枠組み開始式に出席し,日本の協力を通じ,中米域内外貿易の振興に寄与するとともに,中米統合プロセスに協力していきたい等の挨拶を行いました。
ア 岡本政務官は,中米の地域統合は,地域の安定及び社会経済発展に資するとの観点から,我が国も後押しすべく,これまでも中米地域に裨益する協力を実施してきている等述べたほか,日本とSICAの関係に係る幅広いトピックについて意見交換を行いました。
イ セレソSICA事務局長からは,SICAへの専門家派遣等のこれまでの日本の協力に謝意が述べられたとともに,地政学的利点を活かし,中米統合をより促進していく旨発言がありました。
ウ なお,岡本政務官はセレソSICA事務局長との会談後に実施された,中米物流ロジスティック地域政策枠組み開始式に出席し,日本の協力を通じ,中米域内外貿易の振興に寄与するとともに,中米統合プロセスに協力していきたい等の挨拶を行いました。
2 草の根文化無償資金協力「エルサルバドル教育財団スポーツ関連施設整備計画」竣工式への出席
岡本政務官は,サンタテクラ市で行われた草の根文化無償資金協力「エルサルバドル教育財団スポーツ関連施設整備計画」竣工式に出席しました。
冒頭,岡本政務官が日本政府を代表して,日本とエルサルバドルの長い友好協力関係の原点とも言える日本の青年海外協力隊員の派遣から50周年を迎えるが,半世紀前に最初に派遣されたのがスポーツ隊員であり,エルサルバドルの若きアスリートが同施設を活用し,良いスポーツ選手になるだけではなく,立派なリーダーになって欲しいとの挨拶を行いました。
バハイア・エルサルバドル教育財団(FESA)会長からは,今回竣工したスポーツ科学研究センターにより,選手がコーチと共にテクニックや戦略のデータを比較・分析する上で,ITを活用出来るようになり,より良い成果が出せる環境が出来たとして,日本の支援に対する感謝の意を表しました。また,受益者代表として挨拶したテニス選手のゴンサレス氏からは,同センターのおかげで分析能力の向上が期待され,試合において優れたパフォーマンスを発揮出来るようになるとして,喜びを表明しました。
冒頭,岡本政務官が日本政府を代表して,日本とエルサルバドルの長い友好協力関係の原点とも言える日本の青年海外協力隊員の派遣から50周年を迎えるが,半世紀前に最初に派遣されたのがスポーツ隊員であり,エルサルバドルの若きアスリートが同施設を活用し,良いスポーツ選手になるだけではなく,立派なリーダーになって欲しいとの挨拶を行いました。
バハイア・エルサルバドル教育財団(FESA)会長からは,今回竣工したスポーツ科学研究センターにより,選手がコーチと共にテクニックや戦略のデータを比較・分析する上で,ITを活用出来るようになり,より良い成果が出せる環境が出来たとして,日本の支援に対する感謝の意を表しました。また,受益者代表として挨拶したテニス選手のゴンサレス氏からは,同センターのおかげで分析能力の向上が期待され,試合において優れたパフォーマンスを発揮出来るようになるとして,喜びを表明しました。