中南米
林特派大使のエルサルバドル大統領就任式出席(概要)
平成26年6月5日



林幹雄特派大使(日・エルサルバドル友好議員連盟)は、5月30日から6月2日までエルサルバドルを訪問し、サルバドール・サンチェス・セレン大統領(H.E.Mr. Salvador Sánchez Cerén、 President of the Republic of El Salvador)の就任式に我が国の特派大使として出席しました。同訪問の概要は以下のとおりです。
1.林特派大使は、5月31日、サンチェス・セレン新大統領と会談しました(マルティネス新外相同席)。林特派大使より、日本政府の特派大使として就任の祝意を伝えるとともに、安倍総理からの親書を手交しました。また、2015年の外交関係樹立80周年及び日・中米交流年の機会に二国間関係を増進させること、国際場裡において引き続き協力することを確認しました。サンチェス・セレン新大統領からは、大統領就任式出席への感謝を表するとともに、国の発展の基礎となる教育に関し、日本がこれまで実施してきた学校建設を含む支援やインフラ整備の支援等に対する高い評価、雇用拡大に繋がる日本からの投資の拡大への期待が表明されました。
2.6月1日、サンサルバドルにおいて行われた大統領就任式に出席しました。同式典は、フェリペ・スペイン皇太子を始め約100カ国の代表の列席の下、国内外から約6、400名が参列して開催されました。
3.6月2日、レジェス国会議長、マルティネス公共事業大臣、ゲバラ与党ファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)議員団長等エルサルバドル要人と懇談しました。その際も先方より、日本の防災、主要インフラ、保健・教育等への支援に対する深い感謝の念が伝えられると共に、両国の友好議員連盟を通じた政治対話等への期待が述べられました。
4.このほか、林特派大使はエルサルバドルで活躍しているJICA専門家や青年海外協力隊員等と懇談するとともに、中米大学において防災分野の技術協力を視察しました。