中南米

令和5年2月1日
武井俊輔外務副大臣
「令和4年度Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」太平洋同盟グループ被招へい者による武井俊輔外務副大臣表敬

 2月1日14時10分から約30分間、武井俊輔外務副大臣は、「令和4年度Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」で訪日中の太平洋同盟諸国若手外交官・行政官計19名の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、武井俊輔外務副大臣から、今回の訪日を歓迎するとともに、太平洋同盟は、日本と自由や民主主義、法の支配といった基本的価値を共有する重要な同志であり、国際社会の課題に共に取り組み、共に成長するパートナーとして、加盟国と様々な分野での連携を強化している旨述べました。また、今回のプログラムでは、日本が長年の経験の中で培ってきた防災・減災に関する知見や日本のICT技術を活用した取組などを共有する機会を設けており、同じく地震等の自然災害の多い各国の課題解決に役立ててもらいたい旨述べました。
  2. これに対し、各国の被招へい者代表から、今回の招へいに対して謝意が表されるとともに、プログラムを通じて学んだ防災分野を始めとする日本の知見を持ち帰り、日本と太平洋同盟との一層の関係強化に励みたい旨発言があったほか、太平洋同盟諸国との今後の協力の可能性などについて意見交換を行いました。

(参考1)太平洋同盟(Alianza del Pacífico):チリ、コロンビア、メキシコ及びペルーから構成される、加盟国間の経済的統合を目指す組織。2011年4月設立。設立の大きな目標として加盟国間の経済連携の深化とアジア太平洋地域との関係強化を掲げる。日本は2013年1月にオブザーバー参加。

(参考2)招へい概要:Juntos!! 中南米対日理解促進交流のスキームの1グループとして太平洋同盟加盟国から計19名の若手行政官等を招へいするプログラム。今回は「防災とICTの利活用」をテーマに、政府関係者、学術・企業関係者等との幅広い意見交換及び視察等を予定。


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