中南米

岡本外務大臣政務官の太平洋同盟首脳会合出席

平成30年7月24日

1 会議概要

(1)7月23日(月曜日)(現地時間),岡本三成外務大臣政務官は,メキシコのプエルトバジャルタで開催された太平洋同盟の首脳会合にオブザーバー国である我が国の代表として参加しました。

(2)会合では,太平洋同盟諸国の閣僚とオブザーバー国の対話テーブルに出席し,基本的価値を共有する太平洋同盟諸国と共に,自由で開かれた国際経済システムとルールベースの国際秩序を強化したい旨呼びかけ,そのために,緊密な対話を通じた政策連携や人の交流を強化したい旨述べました。

(3)対話テーブルの議長を務めたビデガライ・メキシコ外務大臣からは,太平洋同盟とオブザーバー国との協力プロジェクトが既に100件以上に上っていることを紹介しつつ,今後太平洋同盟4か国の国際協力を所掌する当局が連携してオブザーバー国との協力を進めていくとの方針が表明されました。

[参考]太平洋同盟(The Pacific Alliance)
 コロンビア,チリ,メキシコ,ペルーからなる中南米の太平洋側諸国の経済統合体。2011年4月設立。加盟国間で自由貿易協定を締結しており,設立の大きな目標として加盟国間の経済連携の更なる深化とアジア太平洋地域との関係強化を掲げる。日本は2013年1月にオブザーバー参加。

2 バイ会談

(1)デ・セラ(Mr. Hugo De Zela)ペルー外務副大臣との会談

岡本政務官からは,太平洋同盟との連携強化を訴えたほか,日・ペルー間の戦略的パートナーシップの強化,日本人移住120周年を迎える2019年の「日ペルー交流年」を活用した幅広い分野での交流の活性化を呼びかけ,更に北朝鮮問題を始めとする国際社会共通の課題解決に向けた引き続きの協力を求めました。これに対し,デ・セラ副大臣は,ペルーとしても日本人移住120周年を関係強化の機会と捉えていると述べるとともに,日本によるペルーのOECD加盟支持に謝意を表し,また北朝鮮問題における日本との立場の一致を強調しました。

(2)カンパナ(Mr. Pablo Campana)エクアドル貿易投資大臣との会談

岡本政務官からは,本年外交関係樹立100周年を迎える日・エクアドル関係が幅広い分野で緊密化している旨述べ,またエスピノサ前外務大臣の第73回国連総会議長選出に祝意を表明しつつ,北朝鮮問題を始めとする国際社会共通の課題解決に向け共に取り組みたい旨述べました。これに対し,カンパナ大臣からは,両国の貿易・投資促進に資する取組の進展に期待を示すとともに,北朝鮮問題については,エクアドルとして核廃絶と人権を重視する立場に変わりがない旨述べました。

(3)ジャニェス(Mr. Rodrigo Yáñez)チリ外務省国際経済関係総局長兼貿易副大臣との会談

岡本政務官からは,太平洋同盟との連携強化を訴えたほか,昨年外交関係120周年を迎えた日・チリ間の戦略的パートナーシップの一層の強化,及び経済や政策面における連携の更なる強化を呼びかけるとともに,北朝鮮問題を始めとする国際社会共通の課題解決に向けた引き続きの協力を求めました。これに対し,ジャニェス副大臣は,日本とは二国間関係の一層の発展に加え,来年のチリのAPEC議長及び日本のG20議長も見据え多国間の枠組みにおける協力を強化したい旨述べ,また北朝鮮問題については日本の立場に理解を表明しました。

(4)ゴールドスミス-ジョーンズ(Ms. Pamela Goldsmith-Jones)カナダ国際貿易大臣政務官との会談

岡本政務官からは,G7サミットの成功に祝意を表し,TPPやWTO等の枠組みを通じてカナダとともに自由貿易を推進していきたい旨述べるとともに,北朝鮮問題を始めとする国際社会共通の課題解決に向けた引き続きの協力を求めました。これに対し,ゴールドスミス-ジョーンズ政務官は,国際社会における自由貿易の推進の重要性に賛同し,また北朝鮮問題は日本の立場に理解を表明しました。

3 その他

岡本政務官は,今次会合中,ビデガライ・メキシコ外務大臣,グアハルド・メキシコ経済大臣,アンプエロ・チリ外務大臣,チオボー・豪州貿易・観光・投資大臣,パーカー・ニュージーランド貿易・輸出振興担当大臣等と短時間立ち話を行いました。

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