キューバ共和国

令和3年7月19日

 パナマを訪問中の茂木敏充外務大臣は、現地時間7月19日10時30分(日本時間20日午前0時30分)から約50分、ブルーノ・エドゥアルド・ロドリゲス・パリージャ・キューバ外務大臣(H.E. Mr. Bruno Eduardo Rodríguez Parrilla, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Cuba)との間で電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣から、キューバにおける新型コロナの感染の拡大状況等の事情に鑑み、訪問を取りやめたことを説明し、キューバでの新型コロナの感染が拡大している状況が一日も早く改善することを願っていると述べました。ロドリゲス大臣は、将来状況が良い時に改めて御訪問いただきたいと述べました。また、ロドリゲス大臣から、コロナ下での難しい状況ではあるが、東京オリンピック・パラリンピックの成功裏の開催を祈念していると述べました。
  2. 両大臣は、新型コロナ対策、二国間の政治・経済関係、国際情勢等についても意見交換を行いました。茂木大臣から、キューバはもともと潜在力のある市場であり、その潜在力を引き出すため、自由で開かれ、ルールに基づくシステム、持続的な発展を可能にするようなビジネス環境が重要と指摘しました。また、最近のキューバの状況を日本も注視しており、キューバ政府として、多くの人々の声に耳を傾けつつ、状況の改善に取り組むことを期待すると述べました。

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