コスタリカ共和国

平成30年5月10日
アルバラード大統領就任式
アルバラード大統領との会談
アルバラード大統領夫妻,キャンベル外務大臣との懇談

武井俊輔衆議院議員(前外務大臣政務官)は5月7日から9日にかけてコスタリカを訪問し,カルロス・アンドレス・アルバラード・ケサーダ・コスタリカ共和国大統領(H. E. Mr. Carlos Andrés ALVARADO QUESADA, President of the Republic of Costa Rica)就任式典に我が国特派大使として出席し,また,同新大統領主催二国間朝食会を含め数々の公務を精力的にこなしました。概要は以下のとおりです。

  1. 5月8日,武井特派大使は,サンホセ市中心部のデモクラシア広場で行われたアルバラード大統領就任式に参列しました。就任式には,バレーラ・パナマ大統領,サンチェス・セレン・エルサルバドル大統領,モラレス・ボリビア大統領,レニン・モレノ・エクアドル大統領,メディーナ・ドミニカ共和国大統領,ナランホ・コロンビア副大統領,アコスタ米労働長官,パストール・スペイン下院議長をはじめ多数の要人が出席しました。続いて,国立劇場で行われたアルバラード新大統領に対する各国代表団長による表敬挨拶において,武井特派大使は,若い指導者である同大統領の下,日・コスタリカ関係を一層緊密化していきたい旨述べたところ,同大統領は,日本には特別な思い入れがあり両国関係発展のために尽力したい旨応えました。
  2. 5月9日,武井特派大使はアルバラード大統領夫妻による朝食会に出席し(キャンベル第1副大統領兼外相他同席),安倍総理からの祝意を伝達する親書を手交しました。1時間に亘った朝食会において,アルバラード大統領は,日・コスタリカ関係を更にレベルの高いものへ深化させていきたい,とりわけ,同政権が重視するクリーンエネルギー等環境分野での協力を緊密にしていきたい等述べました。武井特派大使からは,アルバラード新政権との間で,引き続き,日・コスタリカ間の良好な二国間関係並びに国際場裡における協力関係を継続したい旨述べるとともに,北朝鮮を始めとする現下の東アジア情勢に関する我が国の立場について説明をしました。
  3. なお,武井特派大使は,8日の大統領就任式に先立ち,7日夜に開催されたゴンサレス外務大臣(当時)主催の大統領就任式参加各国代表団に対するレセプションに出席し,アコスタ米労働長官,趙正湜韓国大統領特使(国会議員),中南米,アジア,中東各国代表団長との意見交換を行いました。更に,武井特派大使は,今次コスタリカ訪問の機会に,リサノ・コスタリカ外務省軍縮担当大使と両国の軍縮政策について,また,ロハス国連平和大学学長を表敬し平和・紛争解決等の分野で貢献できる人材育成等について意見交換を行うとともに,同大学への日本人留学生,コスタリカにおいて様々な分野で活躍する在留邦人等及びコスタリカで活動する青年海外協力隊員との交流を行いました。

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