カリブ共同体(CARICOM:カリコム)

平成29年3月16日

3月15日(現地時間14日),カリブ共同体(カリコム)本部(於:ガイアナ)において第18回 日・カリコム事務レベル協議が開催されました。協議の概要は以下の通りです。我が国からは,カリコムに対する日本国政府常任代表である岡田光彦駐トリニダード・トバゴ大使,髙瀨寧外務省中南米局長他が,カリコム側から議長国セントビンセントを始めとする加盟各国の外務次官等及びカリコム事務局代表が出席しました。

  1. 協議においては,第5回日・カリコム外相会合(2016年9月)のフォローアップとして本会合が実施できたことを歓迎するとともに,引き続き,日・カリコム間の関係を維持・強化していくことで一致しました。
  2. また,第1回日・カリコム首脳会合(2014年7月)で安倍総理が表明した「日本の対カリコム政策の3つの柱(第一の柱:小島嶼国特有の脆弱性克服を含む持続的発展に向けた協力,第二の柱:交流と友好の絆の拡大と深化,第三の柱:国際社会の諸課題の解決に向けた協力)」に沿って日本―カリコム関係のレビューが行われました。カリコム諸国からは日本の継続的な支援が高く評価されるとともに,小島嶼国の脆弱性に鑑みた一人あたりの所得水準とは異なる観点から行われる日本の支援に対する感謝が改めて表明されました。
  3. 日本とカリコムは,両者間の交流を深めるとともに,防災,気候変動,国連安保理改革等,国際場裏においても引き続き協力を行っていくことを確認しました。

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