ジャマイカ
柘植外務副大臣による駐日ジャマイカ大使館訪問
令和6年8月27日


- 8月26日、柘植芳文外務副大臣は、駐日ジャマイカ大使館を訪問し、リチャーズ駐日大使(H.E.Ms. Shorna-Kay M. RICHARDS, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of Jamaica to Japan)と意見交換を行いました。
- 冒頭、柘植副大臣から、先月のハリケーン「ベリル」によるジャマイカでの被害にお見舞いを述べつつ、友情は地理的距離を超えるとして日本による緊急支援について言及し、多くの自然災害に見舞われやすい国同士として、引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。また、柘植副大臣から、8月の広島・長崎における式典へのリチャーズ大使の参加に対する謝意を示した上で、過日リチャーズ大使が「還暦」を迎えたと紹介してくれた「JーJ(日・ジャマイカ)パートナーシップ」を更に深化させていきたい旨述べました。
- これに対し、リチャーズ大使は、柘植副大臣の大使館再訪を歓迎するとともに、ハリケーンによる被害に際し、「友達」である日本から迅速な支援を受けたことに触れ、日本からの各分野における支援に謝意を表しました。また、リチャーズ大使は、3月に中南米大使グループ(GRULAC)議長として、各国駐日大使と共に能登半島を訪問したことに触れ、災害時にも両国国民は共にある旨述べました。さらに、リチャーズ大使から、7月の田中JICA理事長のジャマイカ訪問や「佐渡島の金山」の世界遺産登録を含むユネスコ関連の協力に言及しつつ、本年の日・カリコム外相会合などを通じ、日・ジャマイカ間及び日・カリコム間の幅広い分野での協力が一層深化することを期待する旨述べました。
- 両者は、先般のパリ五輪の両国のアスリートの活躍などにも触れながら和やかな雰囲気の中でやり取りを行い、二国間及び国際場裏における一層の協力強化に向けて引き続き緊密に連携していくことで一致しました。