ベリーズ

令和7年8月5日
ブリセーニョ首相と握手する英利政務官

 8月4日、午後3時20分から約45分間、英利アルフィヤ外務大臣政務官は、訪日中のジョン・アントニオ・ブリセーニョ・ベリーズ首相(Hon. Mr. John Antonio BRICEÑO, Prime Minister of Belize)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、英利政務官から、首相の訪日を歓迎するとともに、ベリーズの万博ナショナルデーが成功裏に行われたことは大変喜ばしい旨述べました。また、直前に行われた首脳会談で二国間及び多国間の主要テーマについて、非常に有意義な意見交換がなされたと承知していると述べた上で、気候変動、安全保障、海洋安全保障等のテーマについて、引き続きベリーズと連携していきたい旨述べました。
  2. これに対し、ブリセーニョ首相からは、先般ベリーズを訪問した英利政務官から直接招待を受け、今般、万博ナショナルデーのタイミングで訪日し、同ナショナルデーが成功裏に終わったこと、及び石破総理と首脳会談を行えたことは非常に有意義であったと述べ、首脳会談で取り上げられた二国間の協力に加え、多国間外交や地域情勢においても引き続き日本と連携したいとの意向が示されました。また、気候変動分野での日本の貢献及びJICA海外協力隊を通じた日本の開発協力に対し、改めて謝意が表明されました。
  3. 両者は、国際社会を分断と対立ではなく、対話と協調の方向に導くべく連携していくことで一致し、厳しさと不確実性を増す国際社会が直面する様々な問題において、これまで以上に連携し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、一層協力していくことで一致しました。また、両者は、かかる目標に向けてカリコムが果たす役割への期待についても意見交換を行いました。

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