バハマ国

平成28年2月17日
16日,黄川田仁志外務大臣政務官は,訪日中のフィリプ・E・デイビス・バハマ国副首相兼事業・都市開発大臣(The Honourable Philip E. Davis, Deputy Prime Minister and Minister of Works and Urban Development)を招いて夕食会を主催し懇談を行ったところ,概要以下のとおりです。

1 黄川田政務官から,デイビス副首相の訪日を歓迎するとともに,我が国は,日・カリコム首脳会合で安倍総理が表明したとおり,バハマが抱える小島嶼開発途上国特有の脆弱性に鑑み,必要な協力を行っていく方針である旨述べました。先般決定した2億円の無償資金協力はこの方針を具体化するものであり,日本の製品を貴国におけるハリケーンからの復興と災害対応に役立てて頂きたい旨発言しました。また,今回訪問された造船所や再生エネルギー関連施設等においては,日本企業の技術を見て頂いたと思うが,貴国における導入など今後検討して頂きたいと述べ,また,これを機会に日・バハマ友好関係が深化することを願っている旨述べました。

2 デイビス副首相は,暖かい歓迎に対する謝意を表明しつつ今回は,日・バハマ友好関係の深化と強化を示すために訪日したと述べました。また,先般決定したハリケーンからの復興と災害対応のための2億円の無償資金協力について,小島嶼国等の脆弱性に鑑みた一人当たりのGDPにとらわれない支援は,特にバハマにとって重要であるとして感謝の意が表されました。デイビス副首相は,日本の技術,イノベーション,創造力に触れた今回の訪日は,大変有意義であった旨述べました。

3 その他,日・カリコム間の連携等,国際場裡での協力について意見交換を行いました。

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