(注)造船竣工量(ぞうせんしゅんこうりょう)=どのくらい船をつくったか。
かつてはイギリスをはじめとしたヨーロッパの国々が,世界中の船の多くをつくっていました。やがて1950年半ばごろから日本の造船業がめざましく成長し,1956年には当時世界一の造船国だったイギリスを追いこしました。その後世界一の造船国として,たくさんの船をつくりつづけてきました。しかし,1990年代後半になると韓国,そして2000年代に入ると中国の建造量が増えはじめました。 近年では,日本,韓国,中国の3か国が世界の船の約90%を造っていることになり世界の船づくりのリーダーということになります(「日本海事広報協会 「海と船なるほど豆事典 船のなるほど」より」)。
(単位:総トン 出典:一般社団法人日本船主協会 海運統計要覧2019(造船国別竣工量推移(2017年))
順位 | 国・地域名 | 竣工量(総トン) |
---|---|---|
1 | 中華人民共和国(中国) | 2,383万4,000 |
2 | 大韓民国(韓国) | 2,242万7,000 |
3 | 日本 | 1,307万4,000 |
4 | フィリピン | 198万1,000 |
5 | ルーマニア | 61万5,000 |
6 | 台湾 | 60万2,000 |
7 | ドイツ | 47万2,000 |
8 | イタリア | 46万9,000 |
9 | ベトナム | 39万4,000 |
10 | アメリカ合衆国(米国) | 23万2,000 |
(注)対象は100総トン以上の船舶
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