
モハメッド・ベナイッサ・モロッコ王国外務・協力大臣の来日
(金田外務副大臣との会談)
平成18年6月23日
- 6月23日(金曜日)金田副大臣は、都内において、訪日中のモハメッド・ベナイッサ・モロッコ王国外務・協力大臣と昼食を取りつつ意見交換を行った。同意見交換は、午前中に行われた外相会談に引き続いて行われたもので、中東情勢やアフリカ問題やアジア情勢等について意見交換がなされた。
- 金田副大臣からは、アラブ穏健派であるモロッコが中東地域の安定に果たす役割の重要性に留意しつつ、日・モロッコ協力関係の一層の強化を希望した。
- これに対し、ベナイッサ外務・協力大臣からは、現在、中東情勢が劇的に変化しつつあるとの認識の下に、地域の政治、経済、安全保障問題について説明があったほか、イラン情勢についてモロッコの見方が説明された。
- 金田副大臣よりは、日中、日韓関係を中心に相互依存関係を深めるアジア情勢について説明を行った。
- 最後に、ベナイッサ外務・協力大臣から金田副大臣に対し、モロッコ訪問への招待がなされ、会談を終了した。