
麻生外務大臣とキルキラス・リトアニア首相とのワーキングランチ
平成18年8月30日
8月30日、麻生外務大臣は、訪日中のキルキラス・リトアニア首相と飯倉公館にて会談したところ、主要点は次のとおり。なお、キルキラス首相は本年7月に就任し、首相としての訪日は今回が初めて。
- キルキラス首相より、本年は日本とリトアニアの外交関係15周年の記念すべき年であるが、これまで両国関係が着実に進展していることは喜ばしい、リトアニアは日本との関係を重視しており、今後とも政治、経済、文化、人的交流などの各方面で関係を促進していきたい旨述べた。また、キルキラス首相は、そのような観点から、近い将来に日本がリトアニアに常駐の大使を置くことを期待する旨述べた。
- これに対し麻生大臣から、5月のリトアニア訪問に言及しつつ、基本的価値観を共有するパートナーとして引き続き日・リトアニア両国関係の強化に努めていきたい旨述べた。また、外務省の体制の強化の一環として、リトアニアへの常駐の大使の派遣についても検討している旨述べた。
- この他、麻生大臣とキルキラス首相は、日本とリトアニアそれぞれのロシアとの関係について意見交換するとともに、ウクライナ、ベラルーシ等の旧ソ連の国々の民主化について意見交換を行った。また、両国がそれぞれ復興支援に参加しているアフガニスタン情勢について意見交換を行った。