10月29日（土曜日）午後2時35分から約25分間，野田総理大臣は訪日中のクリシュナ・インド外相の表敬訪問を受けたところ，概要以下のとおり。
- 野田総理から，東日本大震災でのインドからの温かい支援に感謝の意を伝えたところ，クリシュナ外相から，東日本大震災後，インドでは上下両院で日本との連帯を示す決議を採択した，インドは常に日本に敬意を表しており，震災後の日本の国造りは他国の模範となるものである旨述べた。
- 野田総理から，日インド二国間の首脳の相互訪問を重視しており，年内の双方の都合のいい時期にインドを訪問できるよう調整したい旨述べ，クリシュナ外相から，野田総理のインド訪問を楽しみにしている旨述べた。
- クリシュナ外相から，日本との間では，安全保障面に加え，貨物専用鉄道建設計画（DFC）やデリー・ムンバイ間産業大動脈構想（DMIC）といった経済面での協力を重視している，また，先週，自分（クリシュナ外相）がかつて州首相をつとめたカルナータカ州バンガロール市で日本のODAの支援により建設されたバンガロール・メトロの開通式が行われたところ，日本からの支援に感謝している旨述べた。