総理大臣

日豪首脳会談(概要)

平成24年11月19日

  • (写真)日豪首脳会談(概要)-1
  • (写真)日豪首脳会談(概要)-2

(写真提供: 内閣広報室)

 本19日午後5時00分(現地時間)から約30分間,東アジア首脳会議(EAS)等出席のためカンボジア訪問中の野田佳彦内閣総理大臣は,ジュリア・ギラード・オーストラリア首相(The Hon Julia Gillard, Prime Minister of Australia)と日豪首脳会談を行ったところ,概要以下のとおりです

  1. 冒頭,野田総理から,本年10月の国連総会における安保理非常任理事国選挙で豪州が当選したことに対する祝意を述べ,両首脳は,安保理における諸問題につき,引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
  2. 安保協力について,ギラード首相から,日本の国会の最終日に一連の手続が全て終了したこと歓迎する旨述べました。野田総理から,先般の第4回日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」)を踏まえ,日豪安保・防衛協力を着実に進展させていくべく,引き続き様々なレベルでの協議を継続していきたい旨述べ,ギラード首相から賛意が表明されました。
  3. 日豪EPAについては,野田総理から,交渉の早期妥結を目指し,双方の関心事項について引き続き検討していきたい旨述べ,また,TPPについては,野田総理から,我が国は昨年11月にTPP交渉参加へ向けて関係国との協議に入ることとしたが,その際に表明した自分の考えは変わっていない,引き続き緊密に連絡を取っていきたい旨述べました。両首脳は共に協力していくことで一致しました。
  4. また,野田総理から,地域における戦略的利益を共有するオーストラリアと,太平洋島嶼地域における協力を促進していきたい旨述べ,ギラード首相が賛意を表明しました。
  5. 更に,野田総理から,南シナ海をめぐる問題について我が国の基本的考え方を改めて説明しました。また,海洋協力に関し,ASEAN海洋フォーラム拡大会合の成果を確認し,これを来年以降につながる持続的な取組としていくべく協力していくことが両首相間で確認されました。

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