本18日(火曜日),キリル・ロシア正教会総主教(His Holiness Kirill, Patriarch of Moscow and All Russia)が野田佳彦内閣総理大臣を約20分間表敬訪問したところ,概要は以下のとおりです。
- 野田総理から,今回のキリル総主教の訪日を心から歓迎するとともに,同総主教が東日本大震災の被災地を慰問したことに感謝を述べました。また,日露関係の強化のためには両国国民レベルでの交流が重要であり,今回の聖下の訪日も国民レベルでの相互理解と友好を深める上で大きな役割を果たすものである旨述べました。
- キリル総主教から,今回の訪日に際する日本政府からの支援と協力に感謝を表明しつつ,東日本大震災による日本人の被災にロシア人が心からの同情を寄せたことを紹介し,また,今回の訪日を含めて,心の交流を進め,日露両国民の相互理解の促進に貢献したい旨述べました。