総理大臣

日・アフガニスタン首脳会談

平成24年7月9日

  • (写真)カルザイ・アフガニスタン大統領と握手する野田総理
    (写真提供:内閣広報室)
  • (写真)会談に臨むカルザイ大統領
    (写真提供:内閣広報室)
  • (写真)会談に臨む野田総理
    (写真提供:内閣広報室)

 本9日(月曜日)午後5時半から約30分間、野田佳彦内閣総理大臣は,来日中のハーミド・カルザイ・アフガニスタン大統領(Mr. Hamid KARZAI, President of the Islamic Republic of Afghanistan)と会談を行い,その後引き続き夕食会において意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,野田総理から,8日の東京会合が成功理に開催されたことを歓迎するとともに,我が国は「変革の10年」における持続可能な経済発展に向けたアフガニスタンの努力を引き続き最大限支援していく旨述べました。

  2. また野田総理から,今後,「東京フレームワーク」に従って,双方のコミットメントを着実にフォローすることが重要である旨述べるとともに,その観点から,2014年の大統領選挙の自由・公正な実施や国家優先プログラムの順序付け作業の早期完了に向けた一層の努力を要請しました。

  3. これに対し,カルザイ大統領から,日本の対アフガニスタン支援につきアフガニスタン政府及び国民を代表して感謝する旨述べるとともに,東京会合については,東京に来る前から成功を確信していた,日本が東日本大震災にもかかわらず支援を継続すると約束してくれたことに心をうたれた旨述べました。

  4. さらにカルザイ大統領からは,ガバナンスと行政組織の確立は重要課題である,こうした観点から、本日,緒方外務省顧問と会談した際に,日本の支援プログラムにより日本で農業,工学,通信などを学ぶ行政官と会ったが,こうした分野での日本の支援をお願いしたい旨述べました。

  5. 野田総理からは、東日本大震災に際し,アフガニスタンの人々が示した支援に対し改めて感謝の意を表明しました。

  6. この他,アフガニスタンにおける治安情勢,和解プロセス及び地域協力などについても意見交換が行われました。
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