総理大臣

米倉日・EUビジネス・ラウンドテーブル(BRT)共同議長による野田総理大臣表敬

平成24年4月19日

  • (写真)米倉日・EUビジネス・ラウンドテーブル共同議長から提言書を受け取る野田総理
    (写真提供:内閣広報室)
  • (写真)米倉日・EUビジネス・ラウンドテーブル共同議長の表敬
    (写真提供:内閣広報室)

 本19日(木曜日)午前9時45分から約15分間,野田佳彦内閣総理大臣は,米倉弘昌日・EUビジネス・ラウンドテーブル(EU-Japan Business Round Table:BRT)共同議長の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。なお,我が方から長浜官房副長官他が同席しました。

  1. 米倉共同議長より,4月3日(火曜日)と4日(水曜日)の両日に開催されたBRT年次会合の際にとりまとめられた,日・EU両政府に対する提言書を野田総理に手渡しました。その際,米倉議長より,現在日EU間で行われている経済連携協定(EPA)に関するスコーピング作業は大詰めを迎えており,これを野心的なレベルの結果できちんと完了させていただきたいというのが提言の主たる内容である,双方の潜在的な成長力を引き出すためにもEPAを通じた貿易と投資の促進が重要であり,今年の日EU定期首脳協議で本格的な交渉入りに合意できるよう,野田総理が指導力を発揮されることに期待している旨述べました。

  2. これに対し,野田総理より,BRT年次会合で行われた活発な議論を受けて,日本にとっても重要な課題である日EU・EPAの推進に向けて,前向きな提言が出されたことに感謝する,また,EUとの関係では,ユーロ圏の安定に向けて日本は一定の貢献をし,国際通貨基金(IMF)を通じた支援についても明確にしているところ,日EU間の貿易と投資の加速につながる日EU・EPAの実現は有意義である,EU側の関心事項である非関税措置についても,自分がリーダーシップを発揮して規制・制度改革を進めていくと述べました。

【参考】日・EUビジネス・ラウンドテーブル
平成11年(1999年)に設立された日本とEUのビジネス界の対話の枠組み。年一回,日本とEUで交互に年次会合を開催(本年は4月3日(火曜日),4日(水曜日)に東京で開催。)。日本側共同議長:米倉住友化学会長,EU側共同議長:ル・ガル・アリアンスペース社(フランスの航空宇宙企業)会長。


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