(写真提供:内閣広報室)
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本3日(金曜日)午後5時20分から約15分間、野田佳彦内閣総理大臣は、日本・サウジアラビア合同委員会出席のため来日中のムハンマド・アル・ジャーセル・サウジアラビア経済企画大臣(H.E.Dr.Muhammad Al-Jasser, Minister of Economy and Planning)及びタウフィーク・アル・ラビーア・サウジアラビア商工大臣(H.E.Dr.Tawfig Al-Rabiah, Minister of Commerce and Industry)の表敬訪問を受けたところ、概要は以下のとおりです。なお、日本側から、長浜官房副長官、末松総理補佐官、小泉衆議院議員(民主党日サウジアラビア議員連盟事務局長)、遠藤駐サウジアラビア大使、松富外務省中東アフリカ局長、佐々木経済産業省通商政策局長ほか、サウジアラビア側から、トルキスターニ駐日サウジアラビア大使、ハモーディ商工副大臣、サラー経済企画次官ほかが同席しました。
- 野田総理より、東日本大震災に際してのサウジアラビアからの支援に改めて謝意を表明するとともに、サウジアラビアに対し原油の安定供給、原油市場の安定での協力を要請しました。また、日サウジアラビア投資協定交渉の促進を求めるとともに、水、再生可能エネルギー、スマートコミュニティ等更に新たな分野において協力が進展していくことへの期待を表明しました。
- これに対して、ジャーセル大臣より、世界最大の石油輸出国としてのサウジアラビアの責任は自覚しており、世界経済に悪影響が及ばないよう今後も取り組んでいく旨述べました。また、日サウジアラビア二国間関係については、是非日本からの投資を促進したく、その観点から、日サウジアラビア投資協定の交渉進展について努力したい旨述べました。さらに、水、再生可能エネルギー、スマートコミュニティを含め是非日本の知見を学び、活用していきたい旨述べました。