総理大臣

野田総理とジョゼ・ラモス=ホルタ東ティモール大統領との首脳会談

平成24年1月19日

  • (写真)ラモス=ホルタ東ティモール民主共和国大統領と握手する野田総理(写真提供:内閣広報室)
    (写真提供:内閣広報室)
  • (写真)ラモス=ホルタ東ティモール民主共和国大統領と会談する野田総理(写真提供:内閣広報室)
    (写真提供:内閣広報室)

 本19日(木曜日)11時30分から約30分間、野田佳彦総理大臣は、来日中のジョゼ・ラモス=ホルタ東ティモール大統領(H.E. Dr. José RAMOS-HORTA、 President of The Democratic Republic of Timor-Leste)と総理官邸において会談したところ、概要は以下のとおりです。なお、日本側から、齋藤内閣官房副長官、長浜官房副長官、中野外務大臣政務官ほかが、東ティモール側から、ゴンサルベス経済開発大臣、カルロス外務副大臣ほかが同席しました。

  1. 冒頭 
     野田総理から、東日本大震災に係る東ティモールからの支援や1月20日(金曜日)に予定されているラモス=ホルタ大統領の被災地(宮城県仙台市、名取市)訪問に謝意を表明するとともに、独立10周年を迎える東ティモールがこれまで進めてきた着実な国づくりの成果を評価しました。
     これに対し、ラモス=ホルタ大統領からは、東日本大震災被災者の方々に改めてお見舞い申し上げる、日本人は勤勉で規律正しく、科学分野等で強いリーダーシップを発揮して戦後の苦難を乗り越えられてきた、自分はそのような日本人を尊敬しており、今回も必ずや困難を克服して力強く復興されると信じている旨述べました。
     また、両首脳は、外交関係樹立10周年である本年を「日本・東ティモール友情と平和の年」と位置づけ、更なる関係強化の好機とすることで一致するとともに、ラモス=ホルタ大統領から、この機会に、総理を始め日本政府高官に東ティモールを訪問していただきたい旨の招待がありました。

  2. 二国間関係
     野田総理から、東ティモールにとって、本年は、大統領選挙及び国民議会選挙が予定される等、重要な年であることに触れつつ、引き続き、経済協力、人材育成支援、民主的選挙支援等を通じ、同国の国づくりを様々な分野で支援していきたい旨述べました。
    これに対し、ラモス=ホルタ大統領から、東ティモールはここ数年二桁の順調な経済成長を遂げているが、いまだ人材育成に課題があり、国際社会の協力を必要としている、日本は東ティモールの最良の友人であり、二国間のみならず国連等のマルチの場においても支援いただいていることに改めて感謝する旨発言がありました。
このページのトップへ戻る
野田総理大臣 会談・訪問 |  目次へ戻る