総理大臣

ハワード卿(日英21世紀委員会英側座長)の野田総理大臣表敬

平成23年12月12日

 本12日(月曜日),午後2時30分から約20分間,野田佳彦内閣総理大臣はマイケル・ハワード卿(Rt Hon Lord Howard of Lympne QC)(日英21世紀委員会英側座長,英国上院議員,前保守党党首)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭 
    ハワード卿から,震災に対するお見舞いと共に,震災における日本人の対応が英国人に長く残る感銘を与えた,英国として引き続き支援していきたい旨述べました。これに対して,野田総理から,英国よりの支援とお見舞い,特に風評被害対策の観点から科学的見地に基づいた英国の対応に感謝する旨述べました。

  2. 日英関係と日英21世紀委員会
    野田総理から,日英は基本的価値観を共有する戦略的パートナーであり,日英の各界各層の交流と議論の場である日英21世紀委員会の英側座長に,キャメロン英国首相がハワード卿を任命したことは日英関係重視の証左であり歓迎する旨述べました。これに対して,ハワード卿から,日英関係を更に緊密にするため同委員会を活用していきたい旨述べました。

  3. 日EU・EPA
    ハワード卿から,日EU・EPAに対する英国の力強い支持・支援が表明されたのに対して,野田総理から,他のEUメンバーへの更なる働きかけを要請すると共に,自ら指導力を発揮して非関税措置や規制改革に取り組んでいく旨述べました。

  4. 次期戦闘機
    ハワード卿から,次期戦闘機としてユーロファイターの推奨があったのに対して,野田総理から,予め定められた手続に則り,公正かつ厳正に選定していく旨述べました。

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