総理大臣

グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長の菅総理大臣表敬(概要)

平成23年4月22日

  • 写真:グリアOECD事務総長の菅総理表敬
    (写真提供:内閣広報室)
  • 写真:グリアOECD事務総長の菅総理表敬
    (写真提供:内閣広報室)

 菅直人総理大臣は,本22日(金曜日)11時05分から約30分間,総理官邸において,来日中のグリアOECD事務総長(Mr. Jos ngel Gurra Trevio, Secretary General of the OECD)の訪問を受けました。概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,菅総理より,東日本大震災に際してのグリア事務総長からのお見舞いと協力の申し出に対し感謝を述べ,また,本年1月のダボス会議以来の再会をうれしく思うと述べました。これに対して,グリア事務総長より,東日本大震災へのお見舞いを述べるとともに,菅総理の勇気ある行動とリーダーシップに敬意を表すると述べました。
  2. また,東日本大震災に関し,菅総理より,復興に向けた決意を伝えたのに対し,グリア事務総長から,日本の復興については十分な確信を持っていると述べました。さらに、グリア事務総長より,日本経済について,地震による悪影響は長くは続かず,必ず回復すると確信している,復興支出の増加に伴って2011年は0.8%となるものの,2012年には2.3%の成長が見込まれる,OECDとして日本の復興のために全面的に協力していきたいと述べました。これに対し,菅総理から,日本経済への信認の回復・強化に向けた力強いメッセージである,OECDからの幅広い分野における分析・提言を歓迎したいと述べました。
  3. さらに,グリア事務総長から,OECDにはNEA(原子力機関)があり,原子力安全についての分析などで知見があるので,必要に応じて日本側の取り組みに参加させていただくことができると述べました。これに対し菅総理より,申し出に謝意を表しました。
  4. また,グリア事務総長より,本年OECDが設立50周年を迎え,その5月に行われる記念会合への招待を述べたのに対し,菅総理より,出席できる場合には,世界に対し日本の取り組み等を発信する機会としたいと述べました。
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