総理大臣

トンルン・シースリット・ラオス副首相兼外務大臣による菅総理大臣表敬

平成23年8月3日

  • トンルン・シースリット・ラオス副首相兼外務大臣による菅総理大臣表敬1
    (写真提供: 内閣広報室)
  • トンルン・シースリット・ラオス副首相兼外務大臣による菅総理大臣表敬2
    (写真提供: 内閣広報室)

 本3日(水曜日)17時30分から約15分間,菅直人内閣総理大臣は,外務省賓客として来日中のトンルン・シースリット・ラオス副首相兼外務大臣(H.E. Dr. Thongloun Sisoulith, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of the Lao People's Democratic Republic)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭

 トンルン副首相兼外相から,ラオスのトンシン首相よりの震災に対するお見舞いのメッセージをお伝えしたい,日本がこの困難を乗り越え復興することを確信している旨述べるとともに,ラオスは,困難に直面しても変わらずラオス支援をしてくれる日本への恩を決して忘れない,との心からの謝意の表明がありました。また,「なでしこジャパン」が世界を制したことにラオス人女性も非常に喜んでおり,この快挙はアジアの全ての国の誇りであり心よりお祝いしたい旨述べました。 これに対し,菅総理から,トンルン副首相兼外相の来日を歓迎し,東日本大震災に際するラオス側の支援および8月1日(月曜日)にトンルン副首相兼外相が宮城県名取市を訪問して連帯を表明したことに謝意を述べました。また,「なでしこジャパン」の優勝への祝意に謝意を表明するとともに,この優勝をアジアの代表として受けとめていただいたことをうれしく思う旨述べました。

2 二国間の「包括的パートナーシップ」の推進

 菅総理より,6月に発足したラオス新政権とも引き続き「包括的パートナーシップ」を推進していきたいと述べるとともに,ラオス側の投資促進に向けた投資環境整備をお願いしたい旨述べました。また,我が国として,来年ラオスが議長国を務めるASEM第9回首脳会合の成功に向け,可能な限り協力していきたい旨述べました。これに対し,トンルン副首相兼外相は,日本の支援に謝意を表明するとともに,今後も日本側と一層緊密に連携していく旨述べました

このページのトップへ戻る
菅総理大臣 会談・訪問 |  目次へ戻る