本30日(水曜日)18時30分から約20分間,菅直人内閣総理大臣は,先方の発意により,アンゲラ・メルケル独連邦首相(H.E. Dr. Angela Merkel, Federal Chancellor)と電話会談を行ったところ,やりとりの概要は以下のとおりです。
- メルケル首相から,ドイツ国民を代表し,東北地方太平洋沖地震に対する心からのお見舞いを伝えたい,ドイツ人一人一人,日本が困難を乗り越えることを心から祈念している,日本人の規律正しい対応はドイツで高く評価されている,ドイツとしてはあらゆる形で日本を支援したい旨述べました。
- これに対して,菅総理より,メルケル首相をはじめドイツから頂いているお見舞いの言葉と支援の表明,連帯の姿勢に対して謝意を述べた上で,地震・津波後の状況,特に,福島原子力発電所の状況につき説明し,今後とも国際社会に対し最大限の透明性をもって情報を提供していきたい旨述べました。
- また,菅総理より,地震と津波の被害状況を改善し,この危機を乗り越えて,5月下旬に開催されるG8サミットの機会に会うことを楽しみにしている旨発言し,電話会談を終えました。