総理大臣

菅総理とG20労働組合サミット一行との面談(概要)

平成22年11月11日

  • (写真)G20労働組合サミット一行と面談する菅総理
    (写真提供: 内閣広報室)

 G20サミット出席のためにソウルを訪問中の菅総理大臣は、11月11日(木曜日)15時30分(日本時間同じ)から約20分間、古賀連合会長及び各国G20労働組合サミット参加者との会談を行った。その概要は以下のとおり。

  • 冒頭、古賀会長から、菅総理に対して、「G20ソウルサミットに対するグローバルユニオンの声明」の手交があった。
  • 菅総理から挨拶があった後、連合古賀会長から挨拶と「強固で持続可能な成長だけでなく、あまねく広がる成長が大切であると考えている。G20のコミュニケでも、是非その中心に雇用を掲げてほしい」との話があった。
  • その後、シャロン・バロウITUC書記長から具体的に、「(1) 雇用の創出と社会的な保護のための政策が重要、(2) グリーンジョブや気候変動に対する取組を通じて雇用創出を図っていくべき、(3) 次回のフランスでのG20までに雇用に関して具体的な行動を行うべきであり、雇用労働大臣会合を2011年の早い時期に開催するよう働きかけていただきたい」との要請があった。
  • さらに、バーバー英国TUC書記長から、「金融危機から時間が経過し、主要国の中には歳出削減を始めた国があるが、雇用は成長の基盤である。真の景気回復のためには、雇用の拡大が不可欠である」との話があった。
  • これに対して、菅総理からは、「貴重なご意見を頂いた。雇用なくして成長なしという考え方には同感である。雇用を適切に拡大する政策を行えば経済成長につながり、財政健全化も達成できる。このような好循環に持っていくことが重要であると考えている。雇用労働大臣会合の話があったが、このような雇用に関する取組は重要であると考えている。」との話があった。
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