本22日(火曜日)午後6時から約15分間,菅直人総理大臣は,先方の発意により,ファン=ロンパイ欧州理事会議長(H.E. Mr. Herman Van Rompuy, President of the European Council)と電話会談を行ったところ,やりとりの概要は以下のとおりです。
- ファン=ロンパイ欧州理事会議長から,EU27か国を代表し,東北地方太平洋沖地震に対する心からのお見舞いを伝えたい,EUは常に日本のそばにおり,あらゆる力を結集して日本を支援する旨述べました。
- これに対して,菅総理より,EUから頂いているお見舞いの言葉と支援の表明,連帯の姿勢に対して謝意を述べた上で,地震・津波後の状況,特に,福島原子力発電所の状況につき説明し,EUを始め国際社会に対し最大限の透明性をもって情報を提供していきたい旨述べました。
- また,菅総理より,地震と津波の被害状況を改善し,この危機を乗り越えて,5月下旬に開催されるG8サミットの機会に会うことを楽しみにしている旨発言し,電話会談を終えました。