総理大臣

菅総理大臣とプナ・クック諸島首相との会談について

平成23年6月16日

  • (写真)クック諸島のプナ首相と握手する菅総理
    (写真提供: 内閣広報室)
  • (写真)クック諸島のプナ首相と会談する菅総理2
    (写真提供: 内閣広報室)

本16日(木曜日)午後5時から約20分間,菅直人内閣総理大臣は来日中のヘンリー・プナ・クック諸島首相(Hon Henry Puna, Prime Minister of the Cook Islands)と会談したところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,菅総理から,クック諸島首相来日は,二国間の文脈では史上初であり,本年3月の国家承認及び本日の外交関係開設を受け,初めて,国と国との関係としてプナ首相をお迎えでき,嬉しく思う旨述べました。これに対し,プナ首相から,本年3月の国家承認に対して謝意が述べられるとともに,東日本大震災を受け,日本国民に対する弔意及び連帯の意が表明されました。

  2. 菅総理から,外交関係開設を契機に,人的交流の促進や経済協力などを通じ,クック諸島との一層の関係強化に取り組みたいと述べました。これに対し,プナ首相から,日本との関係を強化したい,特に気候変動における日本の立場を全面的に支援している,日本がPIF(太平洋諸島フォーラム)に拠出したPEC(太平洋環境共同体)基金による太陽光エネルギーのプロジェクト支援に感謝している旨述べました。

  3. さらに,両首脳は2012年5月の太平洋・島サミットに向けた協力を含め,国際場裡における協力を一層強化していくことで一致しました。

  4. この他,菅総理からは,クック諸島では黒真珠の養殖が盛んであり,貴首相自身も養殖に携わっていると承知している,両国が真珠を通しても結ばれることを期待したい旨述べました。

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