本12日(水曜日)10時40分から約20分間、官邸において、鳩山由紀夫総理は、訪日中のレーク国連児童基金(ユニセフ)事務局長の表敬訪問を受けました。鳩山総理より、自分はユニセフの脱脂粉乳で育った世代であるとのエピソードも交えつつ、なごやかな雰囲気で行われました。概要は以下のとおりです。
- 冒頭、鳩山総理より、事務局長就任に祝意を表しつつ、日本は人々が自らの可能性を実現できる国・社会づくりを目指す人間の安全保障を外交の支柱の一つと位置付けており、理念と問題意識を共有するユニセフの活動を評価、引き続き途上国の子ども支援のためにご尽力頂きたい等述べました。
- これに対し、レーク・ユニセフ事務局長より、日本政府と日本国民による60年にわたるユニセフへの支援に謝意を表すると共に、民主党政権が子どもに関わる政策を積極的に打ち出していることを評価、日本政府とユニセフは共通の課題に取り組んでいると述べました。また、地球規模課題に対する取組や人間の安全保障の推進に尽力してきた日本のリーダーシップを評価、2015年の国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けて日本とユニセフの協力を更に深めていきたい等述べました。