本12日11時45分より約20分間、鳩山総理大臣は、先方の発意により、潘基文(パン・ギムン)国際連合事務総長との間で電話会談を行ったところ、概要以下のとおりです。
- 潘基文事務総長より、各国が「コペンハーゲン合意」を支持するとの政治的意志を示すことが今後の交渉を前進させる鍵となるとして、我が国による支持を求めました。これに対し、鳩山総理からは、我が国として「コペンハーゲン合意」を当然支持しており、「コペンハーゲン合意」を基礎として、新たな包括的な法的文書を採択するため、引き続き国際交渉におけるリーダーシップを発揮し続けていきたい旨述べました。更に、「コペンハーゲン合意」へできるだけ多くの国からの支持拡大が重要であり、我が国としても、「コペンハーゲン合意」への支持につき働きかけているが、一層強く働きかけていく用意がある旨述べました。
- また、潘基文事務総長が立ち上げるとしている気候変動に関するハイレベル・パネルにつき協力の要請があり、鳩山総理から、日本の参加による貢献など、積極的に協力していきたい旨述べました。