鳩山総理大臣

グリアOECD事務総長の鳩山総理表敬(概要)

平成21年11月18日

 鳩山総理は、本18日(水曜日)17時15分から約20分間、総理官邸において、訪日中のグリアOECD事務総長の訪問を受けました。概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭グリア事務総長より、総理就任への祝意を述べるとともに、新政権の経済政策において、今後取り組むべき主要課題についてまとめたOECDからの提言を総理に手交しました。
  2. グリア事務総長より、世界経済について、回復の兆しはあるが、まだ不安定であり、失業問題は厳しく、特に若年層の失業はOECD諸国全体で高いレベルであるとの見方を示しました。そのような状況の中で、我が国新政権が、気候変動対策等でイニシアティブを発揮されていることは、世界経済に良い影響を与えるものであり、我が国の第3四半期GDPが年率4.8%に改善したことも歓迎する旨述べました。また、OECDがイノベーション戦略、グリーン成長戦略や税、財政、競争政策、雇用政策、教育政策等加盟国の経済政策策定を支援するため様々な取組を行っている旨説明するとともに、我が国の経済政策策定においてもOECDとしていつでも支援する用意がある旨述べました。また、グリア事務総長より、G20等の国際場裡におけるOECDの活動に対する日本の協力と支援に謝意の表明がありました。
  3. これに対し総理より、OECDの支援に感謝するとともに、今後ともOECDと協力していきたい旨述べました。
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