平成19年11月20日
11月20日18時30分、日CLV首脳会談終了後に、シンガポール(フォーシーズンズホテル内会議室)において、カントー橋橋げた崩落事故に関し、福田総理とズン・ベトナム首相との間で以下のやり取りがなされた。
既に自分からの書簡でもお伝えしたところであるが、9月のカントー橋橋げた崩落事故により犠牲になられた方々とそのご家族に対し、改めて、貴首相に対して直接哀悼の意をお伝えしたい。我が国の円借款事業でこのような多数の犠牲者が出たことは誠に遺憾であり、我が国として事故原因の究明に可能な限り協力するとともに再発防止に努力をしたい。何か必要なことがあれば、自分に連絡をいただきたい。
直接ご丁寧な弔意の言葉をいただき感謝する。弔意の書簡をいただき、また外務副大臣を派遣いただいたこともありがたく思っている。現在、日本人専門家の参加も得て、国家事故原因調査委員会を設置して事故原因を調査している。この事態を日越が協力して乗り越えたい。自分としても貴総理との連絡を緊密にして、満足な解決を得たいと思っている。