
福田総理とブレア前英首相との会談
平成20年1月26日
- 1月26日(土曜日)、午後2時15分より約30分、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)出席のためスイスのダボスを訪問中の福田康夫内閣総理大臣は、ブレア前英首相と会談した。
- ブレア前英首相より、総理の講演は具体的内容があり、多くのイニシアティブを含む素晴らしいものであった、この会議だけでなく、国際社会にとって大きな意味を持つ内容であったと考える旨の発言があった。また、G8議長国として、大いに期待している旨述べた。
- さらにブレア前英首相より、気候変動問題について、ドイツのハイリゲンダムサミットでは、この問題が深刻な問題であり、何らかの解決が必要であること、そのためには全員が参加する必要があることについて合意があった、しかし、何をする必要があるのかについてはなんら決まっておらず、次の議長国である日本のリーダーシップに委ねられている、問題解決に向けての何らかの原則について、G8サミットで示すことが出来ればよいのではないかとの示唆があった。
- これを受けて、福田総理より、貴重なご示唆を感謝する、主要排出国であるアメリカや中国の参加を得るために全力を挙げるが、そのために全体の枠組みが緩やかなものになってはならない旨述べた。
- ブレア前英首相よりG8議長国として日本に期待している、気候変動問題や、アフリカ問題について自分としても日本と協力していきたい旨述べた。