福田総理大臣

福田総理大臣の訪中
中国側友好団体主催朝食会(概要)

平成19年12月30日

 12月29日8時から9時まで約1時間、中国を訪問中の福田総理大臣は夫人とともに、釣魚台5号楼において、中国側友好団体主催の朝食会に出席した。朝食会は、温家宝総理が出席され、終始和やかな雰囲気に包まれ、出席者の間で和気藹々としたやりとりがなされた。

(同席者は、中国側からは、温家宝総理、宋健中日友協会長、陳昊蘇中国人民対外友協会長、胡春華共青団第一書記、孫春蘭中華全国総工会副会長、黄晴宜中華全国婦女連合会書記、万季飛中国国際貿易促進委員会会長、鄧楠中国科学技術協会常務副主席他、日本側からは、大野官房副長官、宮本在中国大使、安藤内閣官房副長官補、佐々江アジア大洋州局長他。)

  1. 福田総理夫妻は温家宝総理と握手を交わし、挨拶した後、揃って入場した。福田総理夫妻は、出席者から大きな拍手で迎えられ、中国人女子学生より花束の贈呈を受けた後、温家宝総理とともに主賓テーブルに隣り合って着席した。
  2. まず、温家宝総理が挨拶を約5分間行い、以下のとおり述べた。今回福田総理の訪中は寒い冬の中の訪中であるが、日中友好という暖かさを連れてきた。自分の考えとして、第1に、日中は3つの文書を遵守し歴史を鏡とし未来に向かうことが重要。第2に、友好の基礎は国民感情にある。第3に、日中の友好の未来は青少年にあり、青少年の交流は民間の長期的な利益を象徴している。日中友好は両国の各界の人々の長期的な努力の結果である。福田赳夫元総理は日中友好は世界の平和であると述べた。日中両国は二国間の範囲を超えてアジア・世界に影響をもたらす。昨日、首脳会談では長い時間をかけてさまざまな議題について話し合い、広範な共通の認識に達した。その内容は、第1に来年桜の花の咲く頃に胡錦濤主席が訪日する。第2に戦略的互恵関係の内容を充実させた。第3に人的、文化交流に重点を置いた4000名の青少年交流を行う。会談の成果は豊かなもので、昨日の北京大学での講演もすばらしい成功であった。本年4月訪日した際に、漢俳を詠んだが、今日再度福田総理の訪中に対し、漢俳を発表する。「常憶融氷旅 梅花瑞雪兆新歳 明年春更好」
  3. 続いて、福田総理が挨拶を約5分間行った。挨拶において、1年で最も忙しい時期の急な訪問にも関わらず、中国側の皆様より暖かく歓迎頂き、心から感謝。日中国交正常化35周年であった本年は「日中文化・スポーツ交流年」などを通じ、日中間で国民交流が飛躍的に拡大した1年。各種交流事業を円滑に実施できたのは、日中関係に様々な形で携わる皆様のお陰。本年は温総理の「氷を融かす旅」で始まり、自分の「春を迎える旅」で終わる。来年は日中平和友好条約締結30周年だが、今日ご出席の鄧楠さんのお父さんと自分の父親が条約の批准に立ち会った。来年はそれに加え、胡錦濤国家主席の訪日、洞爺湖サミット、そして北京オリンピックと、日中関係にとって重要なイベントが続き、「戦略的互恵関係」の構築を目指す千載一遇の好機。2008年を将来にわたり末永く銘記される日中関係飛躍の年としたいと述べた。
  4. 続いて、宋健中日友好協会会長が乾杯挨拶を行った。
  5. その後、食事をとりながら穏やかな雰囲気の下、歓談が行われた。福田総理及び温家宝総理は、本日出席した21世紀東アジア青少年大交流計画で訪日した中国高校生及び在北京日本商会が訪日招聘した大学生などとなごやかな雰囲気で懇談を行った
  6. 福田総理夫妻と温家宝総理は、出席者に大きな拍手で見送られながら退場し、朝食会は終了した。
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