福田総理大臣

両国首脳の東シナ海問題に関する新たな共通認識

平成19年12月28日

  1. 双方は、2007年4月に達成された両国首脳間の5つの共通認識の精神を引き続き堅持し、東シナ海を平和・協力・友好の海とすることを確認した。
  2. 双方は、既に協議のレベルを格上げして、東シナ海問題の具体的解決の方策について真剣に実質的な議論を行い、積極的な進展を得た。
  3. 双方は、局長級の協議の枠組みを維持すると同時に、必要に応じて引き続き次官級の協議を行い、日中関係の大局の観点から、また、国際法にのっとり、これまでの進展を踏まえて共に努力し、できるだけ早期に解決策について合意を目指す。
  4. 東シナ海問題を適切に解決することは日中双方の利益に合致する。双方は、両国関係を更に発展させる過程の中でできるだけ早期にこの問題を解決するよう努めることに同意した。
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