
麻生総理とオバマ米国大統領との電話会談について
平成21年4月24日
24日、午前9時30分過ぎから約15分間、先方の発意で、麻生総理とオバマ米国大統領の電話会談が行われた。
- オバマ大統領から、北朝鮮のミサイル発射に関し、発射前から発射後に至るまで、国連安保理の場を含め、日米間で緊密に連携できたことを評価する、今後とも緊密に連携していきたい旨述べたのに対し、麻生総理から、国連安保理が迅速に、一致して、強い内容の議長声明を発出できたことは良かった、一連のプロセスを通じた日米の緊密な連携を評価する旨述べた。また、両首脳は、適切なタイミングで六者会合を再開できるよう、引き続き緊密に連携していくことで一致した。
- オバマ大統領から、先週開催されたパキスタン支援国会合/フレンズ会合は非常に有益であった、日本のリーダーシップに感謝したい旨述べたのに対し、麻生総理から、米国を含めた各国の協力があり、計50億ドル以上のプレッジがあった、今後のフォローアップが重要である旨述べ、引き続き、緊密に連携していくことで一致した。
- 麻生総理から、核軍縮・不拡散について、プラハでのオバマ大統領のスピーチを強く支持する旨述べたのに対し、オバマ大統領から、核軍縮・不拡散については非常に重視している、貴国はこの分野でのリーダーであり、今後、共に取り組んでいきたい旨述べた。
- 最後に、オバマ大統領から本年後半の訪日を楽しみにしている旨述べ、麻生総理から自分もオバマ大統領の訪日を楽しみにしている旨述べた。