麻生総理大臣

麻生総理と韓日議員連盟幹部との懇談について

平成21年1月12日

  1. 韓国を公式訪問中の麻生総理は12日、10時40分から11時10分までソウル・ロッテ・ホテルで李相得(イ・サンドゥク)韓日議連会長を始めとする韓日議員連盟幹部と懇談を行った。
  2. 李相得会長より、次のような発言があった。

     今回の日韓首脳会談が実り多かったと聞いており感謝する。昨年末に韓日議連が訪日した際、ご多忙な中、総理にお会いいただき感謝する。日韓通貨スワップ取極の拡大等のご配慮に感謝する。韓日議連としても、新時代の日韓関係を開くために努力していく。麻生総理が年始に「安心」「活力」という書初めをされたこと、「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」と発言されたことは、韓国国民にも感銘を与えた。

  3. これに対して麻生総理より、次のような発言があった。

     今回の訪韓で李明博大統領に五回お会いしたことになり、シャトル外交は再開した。李明博大統領に本年中の適当な時期に訪日していただくようお願いし、ご了解を得た。省エネ、環境は今後のビジネスにもつながるものであり、李明博大統領が発表された「グリーン・ニューディール」政策は時宜に適っている。日本と韓国は、組織力、経営力に優れ、「物づくり」と技術を大切にしてきている。両国が強みを活かせば、現在の厳しい国際経済・金融情勢をよいチャンスに変えることができる。

  4. これに対し、李相得会長より、麻生総理が、現下の情勢に対し、一段レベルの高い考えをお持ちであることに感銘を受け、敬意を表すると発言した。

韓国側出席者:
 権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使、文喜相(ムン・ヒサン)顧問、鄭義和(チョン・ギファ)副会長、李洛淵(イ・ナギョン)幹事長、田麗玉(チョン・ヨオク)幹事長代理、洪在馨(ホン・ジェヒョン)副会長、金泰煥(キム・テファン)副幹事長、朴正浩(パク・ジョンホ)事務総長

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