
ASEM7に際する日・オーストリア首脳会談(概要)
平成20年10月25日
麻生総理は、25日(土曜日)午前9時頃(現地時間)(日本時間25日(土曜日)午前10時頃)グーゼンバウアー・オーストリア首相とASEMの議場において短時間立ち話を行ったところ、概要以下の通り。
- グーゼンバウアー首相より、来年(2009年)は日・オーストリア両国が外交関係開設140周年を迎える記念すべき年であり、「日本オーストリア交流年2009」として、経済、文化等の幅広い分野で、種々の往来の機会をも利用して、両国の関係を一層深化させていきたいと述べた。麻生総理より、良好な日・オーストリア二国間関係にとり明2009年は記念すべき年である、この機会を利用し、二国間関係を更に一層強化していきたいと述べた。
- また、グーゼンバウアー首相より、日本・オーストリア両国は明年以降国連安全保障理事会で非常任理事国を務める、国連安全保障理事会においても二国間で一層緊密に連携・協力していきたいと述べた。麻生総理より、同感である、来年1月以降、今次選挙で共に当選を果たした両国間で、緊密に協力していきたいと述べた。
- グーゼンバウアー首相より、11月には日・オーストリア21世紀委員会が開催される、二国間関係強化に向けた、有識者による活発な議論が行われることを楽しみにしている旨述べた。
(注)日・オーストリア21世紀委員会
日本とオーストリア両国間の賢人会議。1994年3月に第1回会合開催。両国の交流活性化、一層の相互理解促進、長期的観点からの両国関係緊密化の方途を探ることを目的として、外交、経済、社会福祉、科学技術、学術・文化等、幅広いテーマで意見交換。
本年11月にウィーンで第12回会合開催予定。