
安倍総理夫妻のブッシュ大統領夫妻主催夕食会への参加
平成19年4月26日
- ワシントンを訪問中の安倍総理夫妻は、4月26日午後7時より約1時間40分間にわたり、ホワイトハウス内のブッシュ大統領のプライベート・クォーター(大統領夫妻居住区)において開催されたブッシュ大統領夫妻主催の夕食会に参加した。同夕食会には、米側より、ブッシュ大統領夫妻、シーファー駐日米大使夫妻及びプロ・ゴルファーのベン・クレンショー夫妻、日本側より、安倍総理夫妻及び加藤駐米大使夫妻の5組10名が出席した。
- 出席者は、バルコニーからホワイトハウス南庭やワシントン・モニュメントを眺めながらドリンクを行った。安倍総理より、「ホワイトハウス南庭に日本から送られた木が無いのであれば、しかるべく植樹を行う木を贈呈しなければ」と述べ、ブッシュ大統領は良い考えである、安倍総理から木を贈っていただければ歴史的な記念となる旨述べた。その後、ブッシュ大統領夫妻の案内でリンカーン大統領が執務していたリンカーン・ベッドルーム、ペリー提督が日本より持ち帰った家具等、プライベート・クォーターの内部を見学し、大統領夫妻よりホワイトハウスの歴史についての説明を受けた。
- 夕食会では鴨料理等が振る舞われ、家族のような親密な雰囲気のもと、岸元総理とブッシュ大統領の祖父がバーニングツリーゴルフ場でプレーをしたこと(ハノイAPEC首脳会議の際、その時の写真を安倍総理よりブッシュ大統領にプレゼントした経緯あり)、松坂大輔選手をはじめとする日本人メジャーリーガーの活躍等が話題となった。ブッシュ大統領より、リンカーン大統領が大きな困難に直面しつつも、偉大な決断を行ったことの紹介があり、大統領の発案でリンカーン大統領の肖像の飾ってあるオーバル・オフィスを見学し、予定の1時間を約40分間超過して、夕食会を終えた。
- 夕食会に先立って、ホワイトハウス内において贈呈品の交換が行われ、安倍総理夫妻よりブッシュ大統領夫妻に対して、安倍総理令夫人手作りのバーニーとビーズリー(ブッシュ大統領夫妻の愛犬)をあしらったクッション、プロ野球・王貞治監督のサインボール及び萩焼の壺等が贈られた。ブッシュ大統領より安倍総理に対しては、安倍総理の名前入りのキャンプ・デービットのフライト・ジャケット及び革製のダッフル・バッグが、ブッシュ大統領令夫人より安倍総理令夫人に対しては、金のブレスレットが贈られた。