
アドバニ野党下院リーダーによる安倍総理表敬
(安倍総理のインド訪問)
平成19年8月22日
8月22日(水曜日)、15時45分(現地時間)よりアドバニ野党下院リーダーが安倍総理を表敬訪問し、総理宿舎において約20分間会談が行われたところ、その際の主なやりとりは以下の通り。
- アドバニ野党下院リーダーより、安倍総理の国会演説に関し、自分(アドバニ議員)は35年議員をやっているが、これほどすばらしい演説をおこなった外国要人は初めてである、総理のインド、インド国民、またインド文明に対する真摯な愛着が表れており、これに感動しなかった聴衆はいなかったであろう。ヴィヴェーカナンダを3回引用するなど日印の歴史的紐帯に言及されたこともよかったし、ガンジス川を母なるガンジーと呼んだことについてインド人は感激した旨発言した。これに対し、安倍総理よりは、国会演説実現のため貴リーダーが協力してくれたことに深く感謝したい、議会の暖かい雰囲気の中で気持ちよくスピーチができた、世界最大の民主主義国の議会であるので議員の皆様を通じて10億人の国民に話すつもりで演説を行った旨述べた。
- アドバニ議員より、今回の訪印は200人のビジネスマンの同行やコルカタ訪問など日印関係を強化する上で、大変よい内容になっている旨述べた。これに対し、安倍総理より、親日的なコルカタへの訪問を楽しみにしている、今回の自分の訪印はビジネスマンだけでなく日本の主要な大学の学長も訪印し、日印学長懇談会を開催している、こうした学会の交流を進めることは二国間関係の厚みを増すものと考えている旨発言した。