外務副大臣・外務大臣政務官
松山外務副大臣とウエドラオゴ・西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)委員長との会談
平成25年6月1日
本1日午後1時20分から約15分間、横浜において、松山政司外務副大臣は、カドレ・デジレ・ウエドラオゴ・西アフリカ諸国経済共同体委員長(H.E. Mr. Kadre Desire Ouedraogo, President of the Economic Community of West African States (ECOWAS) Commission)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。なお、ウエドラオゴ委員長は、本1日から3日まで開催中の第5回アフリカ開発会議(TICADV)に参加するため来日中で、2日のテーマ別会合「平和構築の強化」においてリードスピーチを行う予定です。
1. 冒頭、松山副大臣から、昨年10月に続くウエドラオゴ委員長の訪日を歓迎するとともに、2日のリードスピーチも含め、TICADプロセスに対する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の貢献に感謝の意を表しつつ、日・ECOWAS関係の更なる強化のため、緊密に協力していきたい旨述べました。また、ECOWASが西アフリカ地域安定化のために積極的に取り組んでいることを評価しつつ、アフリカの平和と安定の実現に向けたアフリカ自身の取り組みを引き続き支援していく旨述べました。
2. これに対してウエドラオゴ委員長より、TICADプロセスを通じた日本とECOWASとの関係強化に一層貢献していきたい旨、また、松山副大臣がマリで発表された日本のサヘル地域に対する人道支援や治安維持・ガバナンス等の分野での約1.2億ドルの支援や、アフリカ主導マリ国際支援ミッション(AFISMA)国連信託基金に対する600万ドルの支援を高く評価する旨述べました。松山副大臣からは、既に表明したこれらの支援に加え、サヘル地域諸国のテロ対策・治安維持能力向上の支援約1,600万ドルを新規決定した旨伝達しました。これに対してウエドラオゴ委員長より、西アフリカ地域の安定化に向けたECOWASの努力を説明しつつ、日本の支援に対する謝意と更なる取り組みへの期待が述べられました。
1. 冒頭、松山副大臣から、昨年10月に続くウエドラオゴ委員長の訪日を歓迎するとともに、2日のリードスピーチも含め、TICADプロセスに対する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の貢献に感謝の意を表しつつ、日・ECOWAS関係の更なる強化のため、緊密に協力していきたい旨述べました。また、ECOWASが西アフリカ地域安定化のために積極的に取り組んでいることを評価しつつ、アフリカの平和と安定の実現に向けたアフリカ自身の取り組みを引き続き支援していく旨述べました。
2. これに対してウエドラオゴ委員長より、TICADプロセスを通じた日本とECOWASとの関係強化に一層貢献していきたい旨、また、松山副大臣がマリで発表された日本のサヘル地域に対する人道支援や治安維持・ガバナンス等の分野での約1.2億ドルの支援や、アフリカ主導マリ国際支援ミッション(AFISMA)国連信託基金に対する600万ドルの支援を高く評価する旨述べました。松山副大臣からは、既に表明したこれらの支援に加え、サヘル地域諸国のテロ対策・治安維持能力向上の支援約1,600万ドルを新規決定した旨伝達しました。これに対してウエドラオゴ委員長より、西アフリカ地域の安定化に向けたECOWASの努力を説明しつつ、日本の支援に対する謝意と更なる取り組みへの期待が述べられました。