本16日(水曜日)、午後2時20分から約30分間、藤村修内閣官房長官は、来日中のトー・フイ・ルア越日友好議連会長(H.E. Mr. To Huy Rua, President of the Viet Nam-Japan Parliamentary Friendship Association)と官邸において会談したところ、概要は以下のとおりです(ベトナム側からタン交通運輸大臣他が、日本側から長浜官房副長官他が同席)。
- 冒頭
藤村官房長官から、ルア会長の来日を歓迎し、東日本大震災に際してベトナムからいただいた多くの支援と励ましに感謝するとともに、日本は着実に復興している旨述べました。 - 二国間関係
藤村官房長官から、近年、日本とベトナムは戦略的パートナーとして関係が深化・拡大しており、多くのハイレベルの人的交流が行われている、先月は日ベトナム首脳会談が実施され、多くの案件で協力を進めることを確認した、また来年は「日越友好年」であり、ハイレベルだけでなく国民レベルでの人的交流の強化も進めたい旨述べました。これに対し、ルア会長からは、東日本大震災があったにもかかわらず、日本が政府開発援助(ODA)供与額を増加したことに対して謝意の表明がありました。また、人的交流について、国レベルだけでなく、議会間や草の根の組織の間でも交流を強化する必要がある旨述べました。
また、藤村官房長官とルア会長は、2013年が「日越友好年」であり、この機会を通じて人的交流を活発化させたいという点で一致しました。 - その他
また、藤村官房長官とルア会長は、原子力発電所建設、レアアース開発、ベトナムからの看護師・介護福祉士の受け入れ等の経済関係及び経済協力関係についても意見交換を行いました。