ニューヨーク時間9月24日午後、森喜朗総理特使は潘基文国連事務総長と意見交換を行ったところ、概要以下のとおり。
潘事務総長より、日本とは、日韓関係に準拠した友好関係を保持していきたい、森特使のことは親しい友人と思っている旨述べた。
潘事務総長より、「不朽の自由」作戦(OEF)の問題等における日本の支援を高く評価する、これからの自衛隊の活躍にも期待していると述べた。これに対し森特使より、24日、公明党との政権協議が行われたことを紹介し、臨時国会中に給油活動継続につき野党の協力を得られるよう努力していきたい旨潘事務総長に伝えた。潘事務総長からは、福田新内閣になってからも、引き続きイラン問題について日本に対して期待感を持っていることを福田新総理にも是非伝えて欲しい旨述べた。
潘事務総長より、日本が京都議定書でイニシアティブをとったことや、兵庫県で国連防災世界会議を開催したことなど、非常に先見の明があったことを評価するとともに、潘事務総長としても、気候変動の今後の枠組み作りに努力する旨述べた。