本30日（水曜日）午後12時頃から約20分間，藤村修内閣官房長官は，第1回日・サウジアラビア外務省間政策協議に出席するために来日中のニザール・ビン・オベイド・マダニ・サウジアラビア外務担当国務大臣（H.E. Dr.Nizar bin Obaid Madani, State Minister for Foreign Affairs）の表敬訪問を受けたところ，概要以下のとおりです。なお，日本側から，松富中東アフリカ局長ほか，サウジアラビア側から，トルキスターニ駐日サウジアラビア大使ほかが同席しました。
- 藤村官房長官より，サウジアラビアは中東・湾岸地域の平和と安定の要であり，我が国にとってエネルギー安全保障上極めて重要なパートナーであると述べるとともに，東日本大震災に際してのサウジアラビアからの支援に謝意を表明しました。
- 藤村官房長官は，二国間関係が経済や文化を含む様々な分野において発展を遂げていることを歓迎し，更に新たな分野において協力が進展してくことへの期待を表明しました。
- これに対して，マダニ大臣より，今回の訪問において政府・議会関係者と様々な分野について有意義な意見交換を行うことができ，極めて大きな成果を達成した旨述べるとともに，サウジアラビアは，多様な分野での人的相互交流を通じて，二国間の友好協力関係を更に発展させることを期待している旨述べました。