本22日(日曜日)、午後6時40分から約30分間、岡田克也副総理は、テイン・セイン・ミャンマー共和国連邦大統領(H.E. Mr. Thein Sein, President of the Republic of the Union of Myanmar)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。なお、ミャンマー側からワナ・マウン・ルイン外務大臣、ソー・テイン工業大臣、ティン・ナイン・テイン国家計画・経済開発大臣等が同席しました。
- 岡田副総理から、2009年11月に,当時は外務大臣としてお会いしたが、その後のミャンマーは、岡田副総理自身の予想を遙かに上回るスピードで変化しており、テイン・セイン大統領の民主化に係る取組に敬意を表する旨述べました。
- テイン・セイン大統領から、ミャンマーにおける民主化・国民和解・経済改革に関する現状と取組について説明があり、岡田副総理からは、民主化は容易なことではないが、課題を一つ一つ着実に乗り越えて前進することが重要であり、我が国として、その取組を力強く後押ししたい旨述べました。このほか、同日午前中にテイン・セイン大統領が視察した火力発電所が話題になり、日本の優れた環境関連技術をミャンマーの国づくりに活用することなどについて、話し合いが行われました。