本7日(木曜日)午後3時より約20分間,藤村修内閣官房長官は,来日中のアシュール・ベン・カイヤール・リビア外務国際協力大臣(H.E. Mr. Ashour Saad Ben Khaial, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of Libya)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,藤村官房長官から,27年ぶりのリビア外務大臣の訪日となるベン・カイヤール大臣の来日を歓迎し,リビアが着実に国造りを進めていることを評価する旨述べました。また,引き続き,新政府との関係強化を図り,義手義足分野等での人材育成をはじめ,リビアの国造りに向けた取組みを支援していく旨述べるとともに,今月予定されている制憲議会選挙の平和裡かつ成功裡な実施に向けた移行政府の努力を期待する旨述べました。
- これに対し,ベン・カイヤール大臣は,昨年のリビアにおける革命に際した日本からのいち早い支援,また内戦終了後の日本の人道・改革支援等に対する謝意を表明しました。
- 藤村官房長官とベン・カイヤール大臣は,本年1月の官民合同経済ミッションのリビアへの派遣を契機に日本企業がリビアでの活動を徐々に再開している現状を確認し,今後,日本企業の一層積極的なリビア進出に向け,ともに取り組んでいくことを確認しました。