本15日(木曜日)午後5時30分から約20分間,岡田克也副総理は,トンシン・タンマヴォン・ラオス人民民主共和国首相(H.E. Mr. Thongsing Thammavong, Prime Minister of Lao People’s Democratic Republic)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,岡田副総理から,トンシン首相の来日を歓迎するとともに,2010年7月にラオスを訪問したことや,2010年5月にトンシン首相が国民議会議長として訪日された際にお会いしたことに触れ,ラオスが交通の要衝に位置すること,メコン河を擁していること等に言及し,日本としてラオスの発展を積極的に支援していきたい旨述べました。
- これに対し,トンシン首相は,岡田副総理との再会を喜び,今次訪問において各方面から温かい歓迎を受けていることに謝意を表すると共に,東日本大震災被害へのお見舞いと追悼の意を表し,ラオスとしてもできる限りの支援を行ったこと,日本の復興に感動している旨述べました。また,今次訪問を契機に,日本との相互理解を深め,ラオスの経済発展に向け日本との協力を更に強化していきたい旨述べました。
- 双方は,両国間の「包括的パートナーシップ」強化に向けて引き続き協力していくことを再確認しました。