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橋本総理特使のアラブ首長国連邦訪問(概要)

平成17年8月2日

 7月17日から19日まで、橋本龍太郎総理特使(元総理、日・アラブ首長国連邦(ア首連)友好議員連盟会長)は、谷口隆義衆院議員(元財務副大臣、同議連幹事長)とともにア首連を訪問し、ザーイド前大統領の墓参をした上で、ハリーファ大統領との会談等を行ったところ、概要以下のとおり。橋本総理特使とハリーファ大統領との会談はア首連各紙の1面トップで報道された。今次訪問には、外務省より高原中東アフリカ局審議官及び岩井中東第二課長が同行した。

 ア首連側は、ハミリ・エネルギー大臣を接伴大臣としてアブダビ空港での出迎えや宿舎から宮殿までの同行等に当たらせた他、24時間警備の提供等、橋本総理特使に対して手厚い接遇を行った。

 大統領は、両国間関係は良好に推移しており、日本はア首連にとって古くからの大切な友人であると述べ、親日的な姿勢を示し、両国間関係が良好であることが改めて確認された。また、双方は両国間関係をより幅広く深いものとする方向につき一致した。総理特使からハリーファ大統領に訪日を招請したのに対し、原則的同意を得る等、今次訪問は成功裏に終わった。

1.ハリーファ大統領との会談(7月18日午後)

(1)会談には、スルターン副首相、ムハンマド・アブダビ皇太子、セイフ内務相、アハマド財政工業省次官、マンスール大統領官房相及びディヤブ・アブダビ水電力庁長官というハリーファ大統領の弟6名をはじめとする王族11名(内10名が閣僚ないし閣僚級)の他、多数の政府高官が同席した。

(2)橋本総理特使は、緊密な日・ア首連関係を確認し、これをさらに幅広く深いものとするため経済分野の関係強化等を呼びかける小泉総理からの親書をハリーファ大統領に手渡した。会談では、両国間における経済分野の関係強化、イラク復興支援やパレスチナ支援、国連安保理改革等が議論された。総理特使からは、両国間の航空関係の進展、イラク医療関係者に対する日・エジプト合同医療研修及び国連安保理改革等について触れた。総理特使に促される形で発言した谷口議員は、両国間のエネルギー関係や租税関係について取り上げた。大統領からは、日本はア首連にとって古くからの友人であるとして、二国間関係の一層の緊密化に対する期待が表明された(大統領は、特に石油科学分野等が重要であると述べた。)。総理特使から、折をみて訪日して欲しいと招請したのに対し、大統領は、ありがたくお受けすると述べた。

2.ムハンマド・アブダビ皇太子との会談(7月18日夕刻)

 皇太子より、橋本総理特使の訪問が日・ア首連関係の強化に資することに対する期待が表明され、総理特使から、努力を払いたいと述べた。具体的な協力分野として、観光を通じた人的交流の拡大、石油化学分野での協力、青少年交流や留学生交流などが取り上げられた。

3.その他行事

(1)橋本総理特使は、アブダビ水・電力庁と日本企業連合が事業主体となっているタウィーラB発電・造水設備事業(世界最大級の造水プラント)の視察、マスゥード日・ア首連協会ア首連側代表(アブダビ国民諮問評議会議長)及び在アブダビ日本人会代表との意見交換を行った。

(2)総理特使に同行した谷口議員は、別途、ドバイ民間航空庁長官、中央銀行総裁、経済計画相、ドバイ商工会議所副会長及び同事務局長と会談した。

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