
福田総理に対する日米文化教育交流会議第23回日米合同会議の報告
平成20年6月13日
6月13日(金曜日)14時30分、総理官邸において、日米文化教育交流会議(通称カルコン)委員から福田康夫内閣総理大臣に対し、昨12日(木曜日)に開催された第23回日米合同会議に関する報告がなされたところ、概要以下のとおり。
- 冒頭、槇原稔日本側委員長から、福田総理に対し、同会議において採択された「カルコン報告書」(第1部:日米関係の再定義、第2部:具体的施策、第3部:今後2年間のアクションプログラム)を手交しつつ、カルコンとしては民主主義という価値観を共有する日米両国をとりまく様々な環境の変化を踏まえ両国の関係を見直し、文化・教育交流及び知的交流における提言を行っていきたい旨述べた。
ティエリー・ポルテ米国側委員長からは、同報告書は、日米間の緊密な協力により作成されたものであり、現状に満足せずに今後更に知的・教育・文化の各分野の交流を強化していきたい旨述べた。
- 上記報告を受け、福田総理から、この度の報告書の採択について感謝の意を表明し、この時期に日米関係の再定義に関する提言がなされることは、日米双方の事情が変化している中、両国で如何なる協力を行っていくべきかを考えていく上で時宜を得たものであると述べた。
また、福田総理から、日米両国間の交流が更に拡大されていくを期待するとともに、今後、カルコンからの更なる具体的な提言がなされることを楽しみにしている旨述べた。