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第7回アフリカ連合(AU)総会へのわが国のオブザーバー出席について

平成18年6月27日

  1. 7月1日(土曜日)、2日(日曜日)の両日、ガンビアの首都バンジュールにて開催される第7回アフリカ連合(AU)総会に、我が国から佐藤啓太郎アフリカ紛争・難民問題担当大使兼国連改革担当大使らがオブザーバーとして出席する。
  2. この会議には、AUに加盟するアフリカ53ヶ国・地域から首脳級の代表者が出席し、地域経済共同体(RECs)の調和及び合理化、AUとNEPAD(アフリカ開発のための新パートナーシップ)の統合等について議論が行われる予定である。
  3. 我が国の出席者は、同会議に出席するアフリカ各国の首脳等と会談し、二国間関係、アフリカ開発会議(TICAD)プロセスを基軸とするわが国の対アフリカ支援、国連・安保理改革をはじめとする国際場裡における日・アフリカ協力等について意見交換を行う予定である。

(参考)アフリカ連合(AU)

  1. アフリカ連合(AU)は、前身のOAU(アフリカ統一機構)の発展改組により、2002年に発足。アフリカ53カ国・地域が加盟する世界最大の地域機関(わが国未承認の「サハラ・アラブ民主共和国」を含む。モロッコは非加盟。)。発足以降、AUは、アフリカの地域協力及び統合政治的・経推進の中核的役割を担ってきており、特に、アフリカの紛争問題に関して、非常に重要な役割を果たしてきている。
  2. AU総会は、AUの最高機関(首脳会議)であり、2005年から年2回開催されることとなった。(前回の総会は2006年1月にスーダンの首都ハルツームにて開催。)
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